SNSを通じて湯沢町の男性に大麻を密売したとして、新潟県警は去年、大麻を栽培したなどとして大阪で逮捕された女を麻薬特例法違反の疑いで再逮捕しました。
警察は女が組織的に大麻を密売していたとみて調べを進めていて、密売額はおよそ4億円に上り、県警の摘発事件としては過去最高になるとみられています。
再逮捕されたのは、住所不定で韓国籍の朴愛未容疑者(28)です。
警察によりますと、朴容疑者はおととし12月ごろ、SNSを通じて湯沢町の男性に大麻およそ4グラムを密売したとして、麻薬特例法違反の疑いが持たれています。
調べに対し、容疑を否認しているということです。
朴容疑者は、SNSを使用して大麻を密売し、レターパックなどで送っていたとみられています。
朴容疑者は去年、大阪府内の集合住宅で交際相手などと共謀して大麻を栽培したなどとして大麻取締法違反の罪で逮捕、起訴されていて、警察が捜査を進めた結果、大規模な密売に関わっていることが分かったということです。
大麻の売買には、ツイッターなどのほかテレグラムと呼ばれる、発信者がメッセージやデータを消すことができる特殊なSNSが使用されていたということです。
警察によりますと、朴容疑者らの密売グループがこれまでに密売した大麻の総額は4億円近くに上るとみられ、県警が摘発した大麻の密売額としては過去最高になるということです。
NHKニュース
2021/1/14 12:33